「WEBライティングが気になっている」「WEBライティングの仕事がしたい」
など、これからはじめてライティングを行うときに「なにから始めたら良いのか分からない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
しかし、ライティングはきちんと文章の書き方やコツを学ぶことで、誰でも上達できるものだと思います。
また、この仕事はパソコンがあれば簡単に始めることができるので、一度身に着けることで自分の資産にもなります。
こちらでは、ライティング初心者の方に向けた、記事作成の基本から身に着けておくと便利なコツをご紹介いたします。
ライティング上達のヒントになれば幸いです。
目次
1, タイトルを決める
タイトルの重要性
タイトル作成はライティングで重要なポイントのひとつです。
実際のサイトコンテンツやブログ記事などのWEBメディアの構成では、
①トップ:タイトル、サイトの導入部分
②ボディ:コンテンツ部分
③ボトム:締めくくり、まとめ部分
このように大きく3つに分類されますが、ユーザーに最後まで読んでもらえる構成にするために、まずは「タイトルで興味を引く」ということが重要です。
約80%の読者はタイトルだけを見て、記事を読むかどうかを判断しているため、ライティングにおいてタイトル決めは非常に重要なポイントとなっています。
記事が開いてもらえる理由は、主に以下の2つが挙げられます。
- 検索したときにタイトルが目立っていたから
- SNSのシェアなどで記事に興味をもったため
このように、ユーザーが読みたい!と思わせる記事タイトルにすることが重要です。
タイトルを考えるコツ
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- 記事の内容がひと目でわかるものにする
- SEO効果の向上のためキーワードを入れる
- 検索結果画面に表示される最大文字数が32文字以内である
ユーザーの興味を引くタイトルを考えるために、最低でもこの3つのポイントを抑えて考えていきましょう。
2, 構成を考える
読みやすくまとまった文章を作るためには「文章の構成を考えること」が大切です。
事前に構成を決めておかないと、記事を書いている途中で
「あれも書きたいな」「これも書いた方が良いのかな?」
というような文章の寄り道ができてしまい、まとまりが無くなってしまいます。
構成を考えなくても流れで文章が書けることもあるかもしれませんが、キーワードに沿ったまとまった文章を目指していくのであれば、事前に構成を考えておくことで、完成度の高い文章が書きやすくなるでしょう。
構成を考えるコツ
記事の構成を考えるにあたって最も重要なことは「伝えたいことは何なのか」を考えることです。
「最終的に読者にどう感じてほしいのか」を考えないと、文章に目標がなくなってしまい、どのようなストーリーで文章を繋げていくのかという目標や目的が分からなくなってしまいます。
最後まで読んでもらえる文章にするために、以下の手順のように、まずは何を書くべきなのかを情報を整理しましょう。
- ①記事のテーマと伝えたいことのピックアップをする
- ②箇条書きで記事に盛り込みたい情報を書き出す
- ③情報をカテゴリに分けて、不要なものは省いていく
- ④文章全体の構成(カテゴリの順序)を考える
このようにして、事前に伝えたい情報を整理しながら書き始めることで、目標に沿ったまとまりのある記事を書くことができ、同時に短時間で執筆しやすくなるというようなメリットもあります。
検索上位の記事を参考にする
記事の構成を考えるときは、キーワードに対する上サイトの内容を参考にするととても便利です。
というのもGoogleでは、ユーザーの検索ワードに対して最も近い回答を行うサイトを上位表示しています。
これを利用して、参考として上位1~10サイトを細部まで読んで、タイトルや見出しの特徴、記事構成の傾向を分析することが効果的です。
ですが、ただ丸写しをしているのでははライティングの意味がありませんので、あくまで構成の参考として取り入れ、自分のオリジナリティを活かしたコンテンツで制作しましょう。
「見出し」に気を使う
文章の構成を考える時には、見出しも同時に考えましょう。
見出しを考えるポイントとしては、以下2つになります。
- 小見出しをこまめに設置する
- 見出しの文章は簡潔にする
読み手は、見出しだけをピックアップして読み、数個の見出しの中から自分の疑問に当てはまる見出しを見つけてから文章を読む傾向があります。
そのために、見出しをこまめに設置して、内容がスムーズに読解できるように意識しましょう。
3, 前置きを考える
記事の前書きとは、フックと呼ばれる記事の中の導入文のことで、ユーザーの遷移率に大きく影響する大切なパートです。
導入文は100~200文字程度で書く
導入文は、検索結果で表示される文章でもあるため、短めで完結にまとめられていることが求められます。
検索結果では、110文字前後の導入部が表示される仕組みとなっているので、読者が開きたくなるような文章を意識しましょう。
導入文の鉄板パターン
導入文は初めてライティングをする方にとっては、どんな風に書けばよいのか戸惑ってしまう箇所でしょう。
そこで以下では、よく使われている導入文のパターンを4つピックアップしてみました。
共感パターン
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- ユーザーの悩みに共感する文章で、クリックを誘う手法になります。
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- ex)「~ということに悩んでいませんか?」
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- 「こんな経験ありませんか?」
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- 「~ということがありますよね」
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結論パターン
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- ユーザーの求める結論を最初に切り出すことで、その根拠を知りたいというユーザーからのクリックを誘う手法。
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- ex)「~という疑問の結論は○○です」
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- 「この記事は○○について説明しています」
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- 「~するためには○○が必要です」
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含みを持たせるパターン
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- 実は~というニュアンスを出すことで、他のサイトでは書いてないことを書いている、とアピールする手法。
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- ex)「○○は××といわれていますが、実は△△です」
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- 「××は実は○○だと知っていますか?」
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説明パターン
キーワードに対する説明文を前書きとする手法。
ex)「○○は××という会社から発売されています」
「○○は今××で注目されている製品です」
4, 本文を書く
「本文」は、実際にコンテンツの質が評価される重要なパートです。
内容次第で、「どれだけのユーザーが記事を読んでくれるか」「記事をシェアしてくれるか」「CVに到達するか」が決まってきます。
ユーザーにとって役立つ情報を分かりやすく伝えることに意識しましょう。
また、画像を上手に活用することも重要となります。
本文を書くときは、
- 間違った表現方法を使っていないか
- 疑問に対しての結論を述べているか
- 根拠を記述しているか
- 支離滅裂な文章になっていないか
- こそあど言葉を使わない
これらを気を付けながら、制作を行いましょう。
継続することで文章力が高まります
ライティングを始めたばかりの方は、執筆に時間がかかってしまったりするかと思います。
しかし、ライティングを継続していくなかで、様々なサイトの記事に触れる機会を増えてきます。
始めのうちは目標まで達せなくても、文章の質を高めてライティングの腕を上達させるためには必ず通る道ですので、
諦めずに、様々な記事を参考に努力を重ねてみましょう。