鎖国時代、唯一海外に通じていた長崎。異国情緒漂うオランダ坂やグラバー園、日本の発展を支え世界遺産にも認定された軍艦島、世界新三大夜景、今や定番となったテーマパーク「光の王国」ハウステンボスなど見どころ満載!古くから貿易で栄えた港町であることから、異国情緒にあふれた観光スポットが各地に点在しています。そんな長崎県の異国の香り漂う観光スポットをはじめ、おすすめの名所をご紹介いたします。
目次
欧州文化が伝えられ、景色や文化を堪能できる観光都市・長崎市へ
長崎県の県庁所在地である長崎市は、人口約43万人の、世界にも名の知れた日本の都市のひとつです。
鎖国時代においても、出島を経由して欧州文化が伝えられたと言われ、独特の美しい景色や文化を堪能できる街です。
グラバー園
武器の貿易を通じて、明治時代の産業革命に大きく貢献したスコットランドの商人、
トーマス・ブレーク・グラバー。彼の元邸宅を含むグラバー園は、異国情緒あふれるきらびやかな西洋風建築が観光客から人気を集めています。
特に旧グラバー住宅は日本で最も古い木造洋風の建築として名高く、「明治日本の産業革命遺産:製鉄・製鋼、造船、石炭産業」を構成する世界遺産にも指定された、日本を代表する見どころです。
軍艦島
「明治日本の産業革命遺産」はかつて石炭産業で賑わった人工の島で、正式には“端島炭鉱”と呼ばれています。
現在ではご存知のとおり廃墟の島となっており、上陸には誓約書や承諾書が必要になるため、ツアー業者を通して軍艦島に上陸することになります。
かつては活況を極めた島が少しずつ朽ちていく様はまさに諸行無常。クルージングをしながらその歴史にひたってみてはいかがでしょうか?
稲佐山夜景
長崎市のランドマーク的存在で、夜景観賞に最適のスポットです。
光の演出もロマンチックな展望塔からは、世界新三大夜景に選ばれた1,000万ドルの夜景と称される美しい眺めが一望のもと!
晴れた日の昼間の眺望も素晴らしく、世界的工業デザイナーによってリニューアルしたゴンドラのロープウェイで、山頂へアクセスするのもおすすめです。
平和公園
長崎は、広島と並んで戦争中に原子爆弾が落とされた土地。
公園のシンボルは、高さ10mにも及ぶ巨大な平和祈念像。右手で「原爆の脅威」、左手で「平和」を表し、犠牲者の冥福を祈っています。
こちらの「平和公園」は悲惨な戦争を2度と繰り返さないという誓いと、世界の平和の願いを込めて作られた公園であり、日本人なら1度は訪れておきたい場所です。
平和への祈りや長崎の歴史を知ることができるスポットとなっています。
国際色豊かな港街・佐世保市へ
佐世保市は、長崎県第2位の人口を抱える街です。
日本最大の面積を誇るテーマパーク「ハウステンボス」や、島の密集度が日本一の多島海「九十九島」などが有名です。
古くから港として栄えた街で、現在はアメリカ海軍基地が設置されており国際交流も盛んです。
ハウステンボス
「ハウステンボス」は日本一広いテーマパークです!
東京ドームの33個分という広大な敷地に17世紀のオランダの街並みが再現されたウォーターフロントリゾートです。
ハウステンボスとは、オランダ語で「森の家」という意味。街には船が行き交う全長6kmの運河が走り、様々なアミューズメント・ミュージアム施設をはじめ、ショッピングや、レストランも充実。欧州香る街には、季節の訪れを知らせる四季折々の花々が一年中咲き誇ります!
九十九島パールシーリゾート
佐世保港外から平戸まで、約25kmの海域に密集する大小208の島々の総称。
島の密度は日本一を誇るが、有人島は4島のみで、海岸線の大半が自然のまま保全されています。
遊覧船や展望施設、九十九島の海を再現した「九十九島水族館海きらら」などが整備されており、リアス式海岸の複雑な地形や海の生き物たちなどの豊かな自然にふれられるほか、「九十九島かき」などの海の幸や、シーカヤックなどのアクティビティも楽しめます!
カトリック三浦町教会
カトリック三浦町教会は、佐世保駅そばの小高い丘に立つ美しいゴシック建築の教会です。
正面中央に白い大尖塔、左右に小尖塔をもつ鉄筋コンクリート造りで、昭和6年の建立。
重層の屋根は瓦葺き、堂内部は三廊式で天井はリブ・ヴォールト天井となっています。
設計者、施工者はともに不明で、佐世保市の代表的建築物として第6回佐世保市景観デザイン賞にも選定されています!
異国情緒溢れるこの街・平戸市
平戸市は、日本で初めて西洋貿易が行われた場所。古くから西洋諸国との交流により発展してきました。
街を歩けば、教会と寺院が隣り合わせの景色を見られるなど、異文化と日本文化が混ざり合った独特の雰囲気を楽しむことができます。
平戸城
平戸城は、別名亀岡城と呼ばれ、平戸瀬戸に突出した平山城です。
1704年「平戸城」の再築を始め1718年に完成しました。
平戸港を眼下に見下ろす天守閣からの眺めは素晴らしく、黒子島の原生林や平戸大橋なども一望できます。
平戸大橋
平戸島と田平町を結ぶ朱塗りの吊り橋です。全長665mのトラス吊橋構造で、主塔間は465.4m、幅は10.7m。海面から30mの高さに吊られています。
橋の袂には公園が整備され、大橋から平戸市街まで一望できる展望広場で見る景色が絶景!
平戸ザビエル記念教会
明治のキリスト教解禁後、キリスト教徒が移り住むようになった平戸。そこに昭和6年(1931)に建てられた教会。
エメラルドグリーンの外壁が美しいゴシック様式の建築で、ミサなどの時間を除き内部の見学も可能です!
まとめ
いかがでしょうか?そんな、長崎県は日本の都道府県の中でも、たくさんの観光スポットを有し、世界各地から愛されています!
長崎の観光スポットの紹介をお読みいただき、ありがとうございました!
長崎への旅行、ぜひ楽しんでください!