大人の早寝早起きのメリットとは!?「朝型生活」のススメ

Rio Sakata

「子供は早寝早起きで成長する」「早起きは三文の徳」という言葉がありますが、大人が早起きをするメリットはあるのでしょうか。実は早寝早起きが大切だと言われているのは、道徳的な意味からだけではなく科学的な根拠もあるのです。

目次

早起きのメリットとは?

まず早起きすると、どのようなメリットが生まれるのでしょうか。みなさんが早起きしたくなるようなメリットをまとめてみました!

自分の時間を作れる!

まず、早起きをすると、平日にも自分の時間がつくることができます。「英語の勉強がしたい」、「本が読みたい」、「もっと趣味に時間を割きたい」などと感じた経験はありませんか?
多くの人は今の生活に対して潜在的な願望をもっています。それなのに「平日は仕事があって時間がない」と諦めてしまっていることが多いと思います。

やりたいことがあるのなら、早起きをすることで解決できます。朝1時間早く起きて活動すれば1週間なら7時間、1か月なら31時間も新たな時間を確保することができます

効率的に時間を使える!

人は眠ることによって脳の情報を整理してくれます。
集中して作業できます。
結果的に、朝(特に起床後約3時間)は脳のゴールデンタイムと言われるため、集中して作業することができます。
なので、早起きしてゴールデンタイムを自分の時間に使うことはとても効率的です。

実際に、スターバックスCEOのハワード・シュルツやアップルCEOのティム・クックなど数々のCEOが朝型生活を取り入れ、彼らは効率的かつ最高のパフォーマンスを維持しています。

規則正しい生活ができて、日中に眠くならない!

早起きをすると日中眠くなってしまわないか心配…
と思うかもしれませんが、むしろ早起きを行うことで夜ベッドに入る時間が早くなり規則正しい生活を送れるようになります。

脳の視床下部には体内時計をリセットする働きがあり、朝の光を浴びることによって、1日の体温上昇やホルモンの分泌を調節しています。

その結果睡眠時間が同じでも、眠っている時間帯が変わり、毎日ほぼ同じ時間に就寝・起床のリズムができたことで、眠りの深さが変化します。

節約ができる!


早起きをすると、夜の付き合いが減ってお金が貯まりやすくなります。
早起きのためには早寝がセットになります。1時間早く起きるためには必然的に1時間早く寝るように意識するようになります。そのため夜間の外出が減り、出費が下がります。
飲み会や夜に寄り道して時間をつぶしてお金を使うよりも、そのお金を貯めて将来に備えるほうがずっと建設的です!

早起きのコツ


続いて、具体的な早寝早起きの方法についてみていきましょう。

時間割をつくる

早起きするための準備として有効なのが、自分の「朝と夜の時間割」をつくることです。
この時間割は今の自分の生活を反映したものと、自分の理想の生活の時間割をそれぞれ作成しましょう。
自分の生活習慣を可視化してみると、いかに普段の活動が夜に傾いているのかが把握できると思います!

自分の適切な睡眠時間を知る

現状と理想を確かめたあと、今度は自分に必要な睡眠時間を実際に何日かかけて検証してみましょう。
自分は何時間眠ることで日中のパフォーマンスを十分に維持できるのか、きちんと知っておく必要があります。
睡眠時間を長くしてみたり、短くしてみたりして、日中眠くなったりボーっとしてしまったりといった影響がないか確認します。

ただし最初のうちは、睡眠負債(日ごろ蓄積されてきた睡眠不足)を抱えている可能性が高いので、慢性的に睡眠不足である場合、その状態で何時間寝たとしてもまだ眠いままです。

そういった場合、週末や連休などを利用して、まずは普段より多く寝てみることがおすすめです。そうして睡眠負債のない状態にした後、睡眠時間を変えてみる段階に移ります。
日中に眠気が襲ってこなければ、十分な睡眠時間がとれていると考えていいでしょう。

寝る時間を固定する

適切な睡眠時間がわかったら、起きたい時刻から逆算して、就寝時刻を設定します。
例えば、7時間寝て毎朝5時に起きるためには、22時に寝なければならないとします。そうすると、まずはこの「22時に寝ること」を固定します。
早起きをしようとすると、多くの人は「起きる時刻」に注目しがちですが、早起きにおいてもっとも重要なのは「起きる時刻」ではないのです。むしろ「ベッドに入る時刻」に気をつけるべきなのです。
寝る時間を固定しておくと、生活するうえで「就寝まで残り〇時間」という意識が生まれ時間を浪費せずに済むことにもつながります。
適切な睡眠時間だけでなく、朝の支度に掛かる時間、通勤時間、学校や会社の始業時刻など、朝の時間割は人それぞれ。事情にあわせて微調整を加え、無理のない就寝時刻に固定しましょう。

それでも早起きできないときは

寝るのがもったいない!

「寝てしまうのがもったいない」と考える人は夜更かしが好きな人だと思います。そういう場合は朝を楽しむという考え方も有効です。
そういうときは朝起きたらやりたいことを計画してから眠ると朝の楽しみができ、早起きする理由を作ることにもつながります。

起きるのがつらい!

もともと夜型の人や、スケジュールの調整がなかなか利かない人は、柔軟に対応することを目標として、ルールに厳密になりすぎないことがポイントです。

早起きメリットまとめ

夜更かしは楽しいですが、早寝早起き生活の快適さを味わうと、その心地よさを続けることに癖になります。
作業や仕事が残っている場合でも、夜中の作業には集中力が低下しがちです。
そういうときは潔く寝て、作業は諦めて朝に回すことがおすすめです。朝のほうがはかどるし、体力が楽だと感じるはずです。

この機会にみなさんも、早寝早起きにチャレンジして、やりたかったことや新しいことに挑戦しましょう!

タイトルとURLをコピーしました