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どうする?第二外国語
大学に入学したての大学生の皆さん、そして大学進学を見据えている学生のみなさん!
大学の授業の一環に「第二外国語」の授業が存在することはご存知でしょうか?
「英語以外にどんな言語があるの…?」「どれが簡単?難しい?」
などなど、沢山の疑問があると思います!
そこで、本記事では大学生によく選ばれている、人気の傾向がある第二外国語を5つ紹介いたします!
1.中国語
中国語は、第二外国語として大学生にもっとも選ばれている言語なのです!中国語の特徴を少しだけ紹介します。
・文法がS+V+Oなので、英語とほとんど同じである。
・文字は漢字(簡体字)で構成され、意味合いが日本語の熟語と似ている語がいくつかある。
・発音は4つの声調で構成され、かなり複雑なため日本人には区別が難しい。
といった内容になります。
さらに付け加えると、中国語は話者(話している人口)が10億人もいるとされています!
中国語は中国国内に限らず、他国でも話されているたいへんポピュラーな言語なんです!
貴方のお友達も、知り合いさんも、もしかしたら中国語を学んだ経験があるかも…?
2. スペイン語
中国語と並んで人気が高まっているのがスペイン語です。こちらも特徴を少しだけ挙げると、
・文法がS+V+Oで構成されているので、英語とほとんど同じ。
・発音がローマ字読みのママであることが多いので、発音が苦手な初心者でもとっつきやすい。
・動詞の活用が複雑なため、躓きやすい。
といった内容です。
こちらもまた、中国語とおなじく話者が多いので、マスターした際の実用性も兼ねています。
中国語は漢字を主に使用しているために筆記だととても大変ですが、こちらはローマ字のため、筆記が簡単である利点(?)もあります!
一番の問題点が動詞活用の多さなので、ここはとにかく暗記で乗り切ることが必要になってくるかもしれません。
小テストとかの際は頑張って!
3.フランス語
フランス語も大学生にはよく選ばれる第二外国語として台頭しています。
あの国連の公用語にも採用されています。お洒落だからという理由で選んでる人もいらっしゃいますね。
こちらも特徴を少し挙げると、
・文法はS+V+Oで構成されているので、英語とほとんど同じ。
・英語と似た単語が多くあるが、発音は英語と若干異なる。
・動詞活用が複雑で、なかなか覚えづらい。
といった感じになります。
フランス語はスペイン語と近いので、同じく動詞の活用がとても多く存在しています。
また、単語の中で
といった規則も少なからずあり、発音の面でも驚く人が多いです。
上二つの言語と比べると難易度が若干上がる形にはなりますが、学んでみたい!と思った方はまずチャレンジしてみるのが一番かもしれません。
4. 韓国語
韓国語は主に日本のお隣、大韓民国で話されている言語ですね。最近は韓流ブームもあり、韓国文化が日本に流れるようになってから韓国語を学びたい、という大学生も増加してきました。
こちらも特徴も少し挙げると
・文法はS+O+Vで構成されるため、日本語と同じである。
・発音はそこまで複雑ではないが、一部分、法則に基づいた例外がある。
・”ハングル”といった独自の文字を使用しているため、それを覚える必要がある。
といった感じです。
何しろ特徴的なのが「ハングル文字」ですよね。
日本語で例えるなら50音のかな文字のようなものです。
形は簡単なもので構成されていますが濁音や半濁音、促音が入った時に形がそれぞれ変わるので、すべて覚えなければなりません。
また、話者が余り少ないので、実用性で考えると印象が薄くなってしまうかもしれません。
韓ドラを実際の言語で見て理解したい人には勉強素材にもうってつけですね!
5. ドイツ語
フランス語、スペイン語に次いで欧州言語で人気があるのはドイツ語です。主にドイツやオーストリアなどで話されています。
主な特徴としては
・文法はS+V+Oで構成されるため、英語とほとんど似ている。
・冠詞の複雑な格変化が起こるため、暗記を伴う。
・英語とはかけ離れた単語が多いため、面食らいやすい。
といった感じです。
冠詞の格変化も伴う言語ですので、先に述べた言語とはかなり難易度が上がった形の印象がありますね。
しかし、言語を学ぶといったことは将来性も兼ねた勉強にはなるので、学んで損はないはずです!
言語学習をするにあたって
言語を学ぶということは、言語の性質、音、その言語が話されている国など、様々な部分を学ぶことになります。ただただ文字を覚える、文法を覚える、といったものでは、いつか飽きが来てしまい、せっかく授業を取ったのに特に学びを得られずに終わってしまう形にもなる可能性が大いにあります。
そういった失敗、後悔をしないためにも「この言語に興味がある!」「この言語を将来的にマスターして使ってやる!」といった強い意気込みが大事ではないかと思っています。
なんとなく、で決める学生さんが多いイメージですが、言語学習も学びの一環であるため、ある程度のやる気が必要です。
途中で中だるみを起こさないためにも、自分の興味のある第二外国語を選びましょう!