スギ・ヒノキ花粉に打ち勝つ!おすすめの花粉症対策

Keita Igarashi

驚くべきことに、日本人の2人に1人は花粉症とも言われています。そこで、この記事ではおすすめの花粉症対策をご紹介します!
毎年つらい思いをしている人も多いと思います。花粉症がひどいと仕事や私生活にも悪影響が出てしまいます。私自身、鼻詰まりがひどく、寝ている間に起きてしまうこともありました。
比較的すぐにできる対策を紹介するので、対策をして今年こそはそんな思いをせずに乗り切りましょう!

目次

今年の花粉量は?いつから始まるの?ピークは?

今年の花粉量は多い

東日本の2022年の花粉量は、例年よりも多くなるようです。
花粉量を左右する要因として、前年の花粉量、前年初夏の日照時間があります。
2021年の花粉量は少なかったため、反動として今年は花粉量が増えることが予想されます。また、2021年6、7月の日照時間は例年よりやや多く、このことからも今年の花粉量は増えそうです。

今年の花粉は2月上旬から

地域にもよりますが、今年の花粉は2月上旬から、遅いところで3月上旬に飛び始めます。東京は2月19日から飛散すると予想されています。そう、もう目前に迫っているのです!
しかし、中にはすでに症状が出ている方がいるかもしれません。実は少量ながら、飛散開始の前から花粉は飛んでいます。症状のある方も、ない方も早めの対策がおすすめです。

東京のピークは3~4月

東京の花粉飛散のピークは3月から4月になる見通しです。春に花粉症を引き起こす原因は主にスギ花粉とヒノキ花粉です。そのうちスギ花粉は3月中旬から下旬、ヒノキ花粉は4月上旬から中旬にかけてピークをむかえる見込みです。
スギ花粉が終わるとすぐにヒノキ花粉のピークがやってきますが、必要な対策は同じです。スギ花粉のピークまでに対策を徹底しましょう!

外出時におすすめの対策

マスクをつける

外出時の花粉症対策としてまずあげられるのは、マスクを着用することです。
時節柄、外出時はマスクをつける人も多いと思いますが、マスクをつけるだけでなんと花粉を吸いこむ量は3分の1~6分の1程度まで減少します!
春は花粉症対策としてもマスクをつけることをおすすめします!

コンタクトではなくメガネを!

コンタクトレンズはマスクと干渉することもなく、外見も変化しないため使用している人が多いと思います。しかし、花粉症のことを考えるとコンタクトレンズはあまりおすすめできないんです。
理由は、レンズに花粉が付着して症状が悪化することがあるためです。特に、2Weekのレンズは注意が必要です。メガネを着用することでこうしたことを防げるだけでなく、目に入る花粉量も約40%減ることが分かっています。
もし、コンタクトレンズを使用したい場合は、少し高価ですがワンデータイプのものがおすすめです。

服装に気を付ける

マスクやメガネに加えて、身に着ける衣類の素材にも気を付けると効果的です!そうは言ってもどんな服を着ればいいの?という方がほとんどでしょう。結論から言うと、表面が滑らかな衣類がおすすめです。
ウールなどの素材は花粉が付着しやすく、家の中に持ち込む花粉の量が増えてしまいます。逆に化学繊維や綿は花粉が付着しにくいためおすすめです。暖かくなってくるこの季節はウールのコートではなく、パリッとした素材のトレンチコートなどを着用すると良いでしょう。

自宅でおすすめの対策

帰宅時に衣類をはらう

先ほど化学繊維や綿の衣類をおすすめしました。これはなるべく家に花粉を持ち込まないためです。家に花粉を持ち込まないためには、帰宅時に衣類をはらうことも効果的です。
さらに気になる人には粘着クリーナー(コロコロ)で衣類をきれいにするとより確実です。この時期は玄関に粘着クリーナーを置いておくと習慣付いていいかもしれませんね!

部屋干しをする

春も近づき洗濯物が乾きやすくなってきますが、外干しは花粉症の原因になりかねません。濡れた洗濯物には花粉が付着しやすいので、花粉症対策としては部屋干しがおすすめです。
部屋干しは外干しほど乾かないため、気になるのが部屋干し臭です。部屋干し臭が気になるという人は洗剤を見直してみるといいかもしれません。除菌効果のある洗剤を使えば部屋干し臭も軽減されるはずです。中には部屋干し用をうたった洗剤もあるのでチェックしてみてください。

内服薬もおすすめ!

例年症状がある、という方には内服薬がおすすめです。市販薬も処方薬もそれなりにコストがかかりますが、やはり確実に症状を抑えることができます。特に鼻詰まりに効果があるようです。

市販薬?処方薬?

花粉症の薬には市販されているものと病院で処方されるものがあります。結論から言うと効果はほとんど変わらず、費用は長期で服用する場合は処方薬のほうが安くなります。
まず効果についてですが、市販薬の中でも処方薬と同量の成分を含んでいるものが多くなっています。そうした市販薬を選ぶことで処方薬と同等の効果が期待できます。
次に費用についてですが、市販薬は保険が適用されないのに対し、処方薬には保険が適用されます。処方を受けるには診察費がかかりますが、1回の診察で1か月分などを処方してもらえば市販薬よりもコストを抑えられます。

薬を飲み始めるタイミング

薬を飲み始めるタイミングですが、なるべく早いほうが効果が期待できます。
例年花粉症に苦しんでいる方はすぐに飲み始めることをおすすめします。また、今までは花粉症の症状がなかったという人は、少しでも症状が出た時点で飲み始めるのが効果的です。
まだ飛散量のピークまでは多少の時間があるので、早めに薬を用意しておきましょう。特に処方を受ける場合、耳鼻科は混雑するので早めに行動することが重要です。

早めの対策で快適な生活を!

今回は比較的コストがかからない花粉症対策をご紹介しました。通常のメガネでも目に入る花粉量を40%減らせることなどは意外だったのではないでしょうか。
やはり対策は早め早めが重要です。私自身花粉症がひどく、対策をしないと生活に支障をきたしてしまうレベルなのでしっかりと対策をしています。花粉症を経験したことがないという方も、万が一の時のために服装など簡単な対策をおすすめします。
しっかりとした対策で皆さんが花粉症の時期を快適に過ごせることを願っています!

タイトルとURLをコピーしました