どうしたらいいの?思春期ニキビの正しいケアの方法

Ryosuke Tamura

小学校高学年から高校生になると、顔や背中にニキビができることなんてよくあることです。
私自身、高校生ごろから、顔や背中にニキビができ始め、私の場合は、かなりニキビによる肌荒れがひどくよく悩んでいました。

ただ、この時期にニキビができることは普通のことだと分かっていても、ニキビができると嫌だし、「いつまで続くの?」とか「どうしたら治るの?」なんて不安に思っている方も多いはずです。

そこで、今回は、思春期ニキビとは何なのかというところからその対処法までを紹介していきます。
思春期のニキビに悩んでいる方は、ぜひ、参考にしてみてください。

目次

思春期ニキビってなに?

ニキビには大きく分けて2つの種類があります

思春期ニキビ
・大人ニキビ

両者同じニキビではありますが、異なった特徴を持っています。

思春期ニキビ

思春期ニキビとは、その名の通り10代頃にできるニキビのことを言います。

主な発生要因は、13~18歳頃までの二次成長期に起こる皮脂の過剰分泌が原因となっています。
この時期はホルモンの分泌量が急激に増加し皮脂分泌が活発になります。
その結果、毛穴に皮脂が詰まり始めます。
そして、その詰まった毛穴のなかでアクネ菌が増殖することで赤い炎症となってニキビが生じます。

ただ、20代になるとホルモンバランスも安定してくるので、自然とニキビも落ち着いてくるはずです。
もちろん、個人差はあるので、20歳を過ぎてもなかなかニキビが落ち着かないという方もいらっしゃいます。
なので、焦る必要は決してありません。ゆっくりと自分のペースで直していきましょう。

思春期ニキビは、主に皮脂量の多いTゾーン(額から鼻先にかけて)や鼻周り、こめかみなどにかけて多く発生します。
中でもTゾーンは、他の部分よりも毛穴の開きが大きく、皮脂分泌が約7倍もあるため非常にニキビが発生しやすくなっています。

大人ニキビ

一方、大人ニキビとは、思春期以降大人になってからできるニキビのことを指します。
原因としては、偏った食事や睡眠不足、飲酒、喫煙、ストレス、間違ったスキンケアなどが挙げられます。
その他には、ホルモンバランスの乱れや空気の乾燥などが影響している場合もあります。

これらの要因によって肌のターンオーバー(肌の細胞が生まれ変わる周期)が乱れると古くなった角質が詰まってしまい、
ニキビができてしまいます。

大人ニキビの主な発生場所として、比較的皮脂量の少ないUゾーン(頬から顎にかけて)や口回りに多く発生する傾向があります。
また、顔以外にも、首やデコルテなどにも発生しやすいのが特徴となっています。

次に、ニキビを防ぐために、どのようなケアをすればいいのかを紹介していきます。

そのスキンケアの仕方で大丈夫?


思春期ニキビは、スキンケアをして肌を整えてあげることで、予防・改善を図ることができます。
基本的なスキンケアには、

・洗顔
・保湿
・紫外線対策

の3つが挙げられます。
ただ、やみくもにスキンケアをしまくればいい問うものではないので、しっかりとポイントを押さえましょう。

洗顔

洗顔は、余分な皮脂や角質を取り除くことができ、肌の水分量と皮脂量を適度に保てるため、ニキビを予防・改善することができます。
洗顔は、簡単にできるので、思春期ニキビを直したい方は、洗顔から始めてみるのもいいかもしれません。
洗顔におけるポイントは、

・1日2回まで
・ニキビ向け洗顔料を使用する
・洗顔料は十分に泡を立て優しくなでるように洗う
・ぬるま湯で洗い流す

洗顔をしすぎても、かえって肌の乾燥を引き起こしてしまうので注意しましょう。

また、肌はとても敏感ですので強い刺激を与えてしまうと肌トラブルの原因にもつながりかねないので、優しくなでるように洗うようにしましょう。

そして、洗顔した泡は人肌に近い温度のぬるま湯でしっかりとあらい流してあげましょう。
洗い残しはニキビの原因になるので、生え際から顎先までしっかりと洗ってあげましょう。
最後は清潔なタオルを用いて、こするのではなく、押さえるイメージで拭き取ります。

保湿

思春期ニキビは、皮脂の過剰分泌によるものなので保湿は必要ないと感じる方も多いと思います。
しかし、それは間違いで、保湿をしないでいると肌が乾燥してしまい、逆に皮脂の過剰分泌に繋がることがあります。

その為、洗顔後には、きちんと保湿をして水分と油分のバランスを整えてあげましょう。

保湿のポイントは、

1角質層に水分を補給する化粧水
2水分や保湿成分を維持する乳液
3水分蒸散を押さえるクリーム

の順番に塗ることです。

紫外線対策

紫外線がニキビを悪化させる主な要因は、

・ターンオーバーが乱れ毛穴が詰まりやすくなる
・皮脂の分泌量を増やし、参加させてしまう
・アクネ菌に作用して、活性酸素を発生させてしまう

これらの防止するためにも、季節・天候にかかわらず日焼け止めを使ってケアをしましょう。
ただ、紫外線対策は、使う製品や使用方法によっては、ニキビができやすくなることがあるので注意する必要があります。

もう悩まないで


いかがだったでしょうか?思春期ニキビについてすこしはりかいできましたか?

思春期ニキビは大人になれば落ち着いてきますし、正しくスキンケアをする事が出来れば、予防・改善をすることが十分に可能です。

私自身もすごく、ニキビに悩んでいましたが、今ではそれもだいぶ改善することができました。
ですので、皆さんも焦らなくても大丈夫だと思います。

もし、心配な方は皮膚科への受診もお勧めします。
きっと解決してくれるでしょう。

ニキビを改善し、ニキビで悩むのはもうやめましょう。

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