【体からのSOS】汗が止まらない!?なんで汗が止まらないのか

Souta Ishii

皆さんは汗が止まらなくなったことはありませんか?
私は代謝が良すぎて、昔から汗っかきです…(泣)
今回は汗が止まらない汗を止めたい、そんな方に向けた記事になりますので、少しでもお悩みの方は是非一度読んでみてください!

目次

汗について知ろう

汗はなぜ出るの…?

汗は気温が上がる運動をする体調不良時の発熱、などの体温が高くなった時に出てきます。

汗の役割って?

汗が担う最も大きな役割は「体温調節」の機能です。
汗が蒸発する時に体表の熱が奪われることで、体温を一定に保っています。
その為、汗を全くかかない方は体内の排熱が行えていない恐れがあります。
逆に汗をかきすぎてしまっている場合、体温調節が上手に行えていない可能性があります。
ですが、一概に「汗」と言っても原因は様々です。
よく「悪い汗」と「良い汗」なんて言いますよね。まさにその通りで、自身がかいてる汗がどういう汗なのかを知る必要があります。
では次に「悪い汗」と「良い汗」とは何か、それらの違いを見ていきましょう。

‘悪い汗’・’良い汗’


皆さん汗って何からできていると思いますか?
実は血液からできているんです!
まず、汗をかくと水分とミネラル分が汗となって出ようとします。
ですが、ここで取り出されたミネラル分の大半が血液に戻ります。
そうして水分だけが汗として体表に現れるといった流れが本来の汗、’良い汗’が出るまでです。
では’悪い汗’とは何か、それは戻るはずのミネラル分がそのまま水分と一緒に出てしまう汗です。
なぜこのような汗が出るのでしょうか。それには「発汗を促す交感神経汗腺の機能」が大きくかかわっています。
これらの機能に問題が生じると、再び血液に戻るミネラル分がそのまま汗として流れてしまい、結果としてミネラル不足になって体調不良に繋がってしまうのです。
この’悪い汗’は普段から汗をあまりかかない方に多くみられる現象です。

良い汗をかくには?

普段から汗をかかない方が結果として’悪い汗’を書いているので、適度に汗を流すのは良いことであるといえます。
夏場の暑い日にエアコンでガンガンに冷やしたりしてませんか?運動不足だったりしませんか?
‘悪い汗’をかいてる方はまず汗をかく習慣を作ってみましょう

では、普段から汗をかいているのに汗のかき方に問題がある方はなぜ汗が止まらないのでしょうか?

自律神経失調症とは?

そもそも自律神経って?

内臓やホルモン分泌を司る神経系自律神経と言います。
自律神経はこれから説明する2つから成り立っています。

緊張・興奮状態のときに、脈拍・血圧を高めて活動性を向上させるのが交感神経です。

逆に、リラックス状態のときに、脈拍・血圧を下げて心身を休めるのが副交感神経です。

これらのバランスやリズムの乱れから、様々な不調が出やすくなってしまいます。
このような状態を、自律神経失調症自律神経障害と言います。
これらの症状の主な原因に以下のことが考えられます。

  • ストレス
  • 不規則な生活
  • ホルモンバランスの変化

更年期と自律神経の関係


自律神経の乱れにも更年期の影響が関わってきます。
なんで更年期が自律神経を乱すの?
そう思いますよね。
実は更年期の症状に自律神経の乱れがあるんです。
なので更年期の期間は自律神経が乱れやすいため、自律神経症状時に現れる発汗が起こりやすくなるのです。

では、これらにも該当しない方はどういった症状になるのでしょうか。
もう1つの可能性として考えられるのが、以下の病です。

ほかに考えられる原因

そもそも多汗症って?

身体の限定的な部位から大量の汗が出てしまうのが多汗症です。
この症状は身体異常の疾患なので、精神的なものではありません。

身体の限定的な部位の例

  • 手のひら
  • 頭部
  • 足裏

多汗症の主な特徴

  • 小児期~成人期で発症する
  • 多汗と無汗が繰り返される

多汗症による身体の不調例

  • 鼻水が垂れる
  • 口が閉じない
  • 唾液が漏れ出してくる
  • 尿失禁

悪性リンパ腫

皆さん聞いたことのある病名ではないでしょうか。
主な症状の1つとして、「着替えないといけないほどの寝汗をかく」というものがあります。
これに関してはかなり早急な医師の治療を求められます。

まずは落ち着いて…

いかがでしたでしょうか。
この記事を書き始めたきっかけが、その日の私の汗が止まらなくて大変な思いをしたので、なぜ汗があんなに出たんだろうかと考えたことです。
私自身は原因を考えたところ、寝不足だったため大事には至っていないと判断しています。
ですが今回こうして汗の重要性や仕組み、汗と自律神経とのかかわりなどをより詳細に知ることで、一概に寝不足であると決めるのも不安になってしまいますね…
この記事で紹介した症状に少しでも該当する場合は、早めに医師の受診を受けることで、早期発見等につなげたいですね。
この記事が少しでも皆さんの生活の参考に、お力に慣れれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。

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