脱水症状を防ぐ！手軽でおいしい水分補給で健康に

みなさん、しっかりと水分補給してますか？
実は、私たちの身体の6割ほどは水分が占めているのです。その水分が不足してしまうと、身体のさまざまな場所に異常が起きてしまいます。
つまり、水分補給は私たちが生きていくために絶対に欠かせないものなのです。
そんな水分補給、せっかくですから、手軽に、おいしい水で行いたいですよね。
今回は、水分が足りなくなることによる脱水症状を防ぎ、手軽においしく水分補給ができる方法をご紹介します！

そもそも脱水症状ってどんなもの？

水分が足りなくなることによる身体の異常は、脱水症状と呼ばれています。
では、脱水症状にはどのようなものがあるのでしょうか？重症度別に見ていきたいと思います。

軽度：水分の3%が失われた場合

人間がのどの渇きを覚えるのは、水分の2%が失われたときとされています。
それを上回る3%が失われるとどうなるのでしょうか。
たかが3%、と侮ってはいけません。強いのどの渇きに加え、意識がぼんやりとしたり、食欲が低下したりするなどの症状が現れます。
このような症状が出た場合は、とにかくすぐに水分補給をしましょう。これ以上症状が進むと、かなり危険な状態になってしまいます。

中度：水分の5%が失われた場合

さらに脱水状態が続き、身体の5%の水分が失われてしまった場合です。
はじめは皮膚の紅潮や重度の疲労感、イライラから始まり、頭痛、さらには熱にうなされるような感覚におそわれます。
すでに通常の活動ができる状態ではなくなってしまっていますね。ですが、まだこれは中度の症状です。ここからさらに症状は重くなっていきます。

重度：水分の10%以上が失われた場合

症状が進み、ついに10%の水分が失われてしまった場合です。
言語の不明瞭や精神錯乱に始まり、筋肉のけいれん、不眠、さらには失神などの症状を引き起こします。そこからさらに水分補給を怠ると、皮膚の感覚が鈍くなったり、聴力を失ってしまったりなどの五感に関わる症状のほか、臓器の機能不全により尿の生成がされなくなってしまいます。

手遅れ：水分の20％以上が失われてしまった場合

ここまで紹介してきたたくさんの症状を経て、20％が失われるとどうなるのか。
私たちがその症状を体感することはないでしょう。
ついに、命が失われるからです。
冒頭で「水分補給は私たちが生きていくために絶対に欠かせないもの」と書きましたが、これは比喩表現ではありません。
水分補給を怠ることは、私たちの命にかかわる非常に危険な行為なのです。

喉が渇く前に水を飲もう！

ここまでで、脱水症状の恐ろしさは十分に理解いただけたと思います。
では、これらの症状を防ぐためにはどうしたらよいでしょうか。
答えは一つです。水を飲んでください。
先ほど書いたような恐ろしい症状を回避するだけなら、喉が渇いた時点で水分補給を行うだけでも可能です。
しかし実は、喉が渇くことも脱水症状の一環なのです。
そのため喉が渇く前に水分補給を行うことが理想だといわれています。
しかし、「喉が渇く前に水を飲む」と言ってみるのは簡単ですが、喉が渇いていないということは、水を飲みたいとは考えていない状態です。
基本的に水を飲むには、冷蔵庫に行って、水を取り出し、コップに注いで、取り出した水を冷蔵庫にしまう、という作業が必要になります。
少し面倒ですよね。水を飲みたいと思っていない時にはあまりやりたくない作業だと思います。

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